ふぉれもりさんの思い付き

普通のサラリーマンの仕事で感じたことや、趣味の吹奏楽(特にトロンボーン)や日常で感じたことを書いてます。

「とおり」と「とうり」

こんにちは、ふぉれもりです。

仕事をしていると、「言われたとうり~」や「そのとうりです」という文章を見かける。
そのたびに「通り」じゃないんか?正解はどっちなんや?
ということで、今日調べてみたので書いていきたいと思います。


「とおり」と「とうり」の違い

「とおり(とほり)」:通り

1.人や車のとおるところ。道路。

(「…どおり」の形で)地名・場所などを表す名詞の下に付いて、その道筋・道路である意を表す。
2.人や車が行ったり来たりすること。通行。ゆきき。往来。
3.気体や液体が流れかようこと。流通。
4.声や音などがよく伝わること。
5.広く知れわたっていること。評判。
6.同じ状態・方法であること。
7.理解。のみこみ。

「とうり」:道理

1.物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。ことわり。
2.すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。

引用:goo 辞書


「とうり」という言葉は、「党利」「桃李」「統理」など文章に対して適切ではない言葉ばっかりだったため、一番近い「道理(どうり)」を使いました。
(ちなみに、松坂桃李の桃李は「とおり」らしい・・・謎が増えるやないか・・・)


「とおり」と「とうり」の使い分け

「とおり」
・Aさんの言うとおり
・声のとおりがいい
・裏のとおりにいてる

漢字にすると「通り」になり、コミュニケーション関連として使うときは用いられる言葉。

「とうり」
・どうりを外れる
・どうりでそうなると思ってたんだよ

漢字にすると「道理」になり、道徳的なことや考えから外れたときに用いられる言葉のようです。



まとめ

仕事で感じた疑問に対しては、「とおり(通り)」が正しいようです。
とうりという日本語を仕事でもプライベートでも使う機会はほとんどないでしょう。

些細なことだけど、実は聞こえた音だけで判断して、間違って使ってしまっている日本語ってあるんだろうな・・・。
人の振り見て我が振り直せの精神で、また探してみたいと思います。

ではでは、ふぉれもりでした。