ふぉれもりさんの思い付き

普通のサラリーマンの仕事で感じたことや、趣味の吹奏楽(特にトロンボーン)や日常で感じたことを書いてます。

バリー・シール

amazon prime で、映画で見れなかった「バリー・シール」が挙がっていた。

 

これは、見るしかないと昨日・今日と2日かけて鑑賞した。

*たっぷりとネタバレを書くのでご注意ください。

 

見た感想は、映画よりも映画みたいな事実という感覚である。

 

主人公バリー・シールは飛行機のパイロット。

パイロットの仕事をしながら、輸出が禁じられている葉巻を運んで小銭稼ぎをしていた。

それを、CIAに知られてしまってからとんでもない運命が始まってしまう。

 

CIAのシェイファーから、AICという架空の会社に入り、飛行機を使用して戦争中の相手がいる現場を航空撮影するという任務が始まる。

 

元々凄腕のパイロットであるため、ガンガンいい写真を撮っていくバリー。

順調であったある日、ガソリンを給油しようとしたところ見知らぬ車に乗せられ、メキシコの豪邸へ。

そこで、知り合った未来の麻薬組織のボスと出会うことになる。

 

そこで「偵察してるのは知ってる。見逃したるから、麻薬を運びやがれ」ということになって泥沼が加速する。

 

なんどかうまく運んでいたが、豪邸でボスと合っているときに地元警察が押収に来て逮捕されてしまう。

シェイファーが出してくれたが、警察が自宅に来るってことで遠くに逃げることになる。

奥さんはガチギレ。

「めちゃくちゃ怒るやんけ・・・」ってくらい怒る。

そりゃ急に田舎に行けってなったら怒るし、話している途中にどっかいかれたら怒る・・・けど、麻薬を運んだ時の金をもらったらウキウキ。

「単純・・・けど、それが大事」と思いました。

 

そこから次の指令が始まる。

どこだったけな・・・中米のどっか(わかったら書き足します。)でクーデターを成功させたから、そこに銃を持って行って兵士育てる計画がCIAから出てくる。

(うまいこといくんかいな・・・)

 

早速行くが、銃よりブーツを欲しがる人たち。

欲しがるってか奪い取るっていうか、奪い取ります。

だから、次はいやらしい本と酒とタバコとおまけで銃を持っていく。

けど、またサングラス取ろうとする。

そんなことをしていたら、麻薬のおっさん再登場。

「銃を少しこっちにもっていってね。麻薬はあるとこもっていってくれたら密輸するから。」って新しい任務。

(俺の仕事の何万倍のリスクのある仕事するねん)

 

けど、これがうまいこといくのなんの。

仲間を5人増やして、どんどんやる。どんどん儲ける。

金を隠すために、銀行やらなんやらを大量に作成して、適当に人を雇って町がどんどんバリー化していく。

 

それが続いていくと、なんとお金を隠すところがなくなるくらい金が来てしまう。

ボストンバッグを庭に隠したり、倉庫に置いたり家のあちこちに置くけど、あまる。隠せない。

(豪邸やで。大豪邸にお金置くところないってわけわからん過ぎる・・・。1%でもいいからほしいww)

 

そんななか、嫁の弟がやってくる。

これがめちゃくちゃダメなやつ。

すぐ「クソ」って言っちゃうし、仕事させたらすぐへたるし、挙句の果てに隠していた金を盗んでそれが警察見つかり捕まってしまう。

 

メキシコに行ってるバリーにつかまった連絡が入るから、急いで帰って弁護士つけて対応。

そんときにボスから

「任せとけ。俺が何とかしたる。」って電話が入る。

もう死にますやん。わかるで。

 

と思っていたが、釈放され、バリーから航空券と車と金を渡して勝手に生き延びろと言われる。

口が悪い弟君は、嫁さん馬鹿にしながら走らせる。

そのとたん車爆発!!!帰らぬ人となってしまう・・・。

マフィアって怖い。

 

そんなバリー、引き続きお薬を運んでいたが、とうとうばれてくる。

シェイファーさんが味方してくれなくなり、やばいと思うバリー。

 

逃げようとしたところを、州警察やFBIやら、悪い人捕まえる関係の人みんなにつかまり裁判。

と思いきや、無罪放免。

 

そのあとに連れていかれるのは、まさかのホワイトハウス!!!???

理由は、麻薬のボスを逮捕したいから写真撮って来いというお話。

 

リスクしかない。でかい飛行機乗せられるし写真撮影するコード丸見えだし。

けど、飛ばないと30年刑務所・・・とんだ。

行きました、そこで下り立ったらなんと軍隊に囲まれる・・・。

 

やばい・・・けど堂々と行くしかない。

いったら、当然銃を突きつけられる。

そこにボスがやってきて「こいつらを撃ち殺せ!!!!!」というではないか。

もう心臓のドキドキが止まらない!!どうなんねん!!!

 

 

 

 

ボス爆笑。

「うそやんかー」だそうです。

洒落なれへん・・・ということで、いつも通り運んでいただきそこを写真でパシャリ。

大成功!!!というわけ。

 

よかったよかった。

・・・・では終わらない。

 

その写真には、バリーが写っており、それがテレビで報道されてボスにばれる。

「あいつ殺す」マン参上ですやん。

 

バリーは、ホワイトハウスに「なんてことするんだ!!!」と怒るけど、

 

「知らんねん。だれかが勝手にやってん。ってか、写ってるのは自己責任やん。知らんやん。」という。

悪いことしたのは事実だけど、使い捨てにされるのは見ててつらい・・・。

 

しかしもうだめじゃん、ってかだめ。

悪いことしたのがばれたので全部ボッシュート

そして裁判。

判決は・・・・1000時間の社会奉仕。

 

へ?それだけ??

 

ってことで、釈放されて社会奉仕を行うシール。

120日すれば終わるということで、頑張るシール。

しかし、終末は突然起こる。

 

30数日が過ぎて、いつものように仕事場に行った先に、左右と後方に銃を持った人影・・・。

ボスの手先、もう逃げれない。

・・・・銃声が鳴り響き、アメリカをはめた男:バリー・シールの人生が終わった。

 

残念な死に方をしたが、とてつもなく濃い人生を歩んでるのを見るよ、自分のスケールがとても小さく感じる。

ここまで大きなことができるかわからないが、挑戦はしていきたいなと感じた映画であった。

 

それにしても、金余るわ~って言うてみたいww