ふぉれもりさんの思い付き

普通のサラリーマンの仕事で感じたことや、趣味の吹奏楽(特にトロンボーン)や日常で感じたことを書いてます。

なぜできないと思ってしまうんだろう?

こんにちは、ふぉれもりです。
今日は、自分のトロンボーンについての悩みをメモがてら書いていきます。
誰かのためよりかは自分のためなのですが、もしかするとほかの同じ境遇の人に当てはまればと思って書いていきます。

まず、昔よりも吹けなくなってしまっていると感じている数年。
テクニックももちろん前よりできていないので落ちているんですが、そもそも「楽器を鳴らす」という作業自体がスムーズにできていないところが問題。

普通に吹くことが出来なくなってきている。
簡単そうな問題だけど、すごく大事な問題だと思うので、これについて考察していきたいと思います。


■何が問題になっているんだろう。
これについては、昔出来ていたことと今できていないことと比べて考え直してみます。

1.良いイメージができていない

先ほど、「普通に吹けない」と書きましたが、昔は吹くことに対してよい意味で気にしていなかったと思っています。
「Fの音を出そう」と思ったら、唇や体のことなど気にせずに鳴らせていたはず。
今は、鳴らすためにいろいろ考えすぎるのと、できない自分がイメージの中にいるので、この部分は結構大きいなと思っています。
あと、ミュートをつけて練習しているので、イメージ通りの音が鳴らせないのもあると思います。


2.何をしたいのかが明確じゃない
練習を可能な限り仕様としているのですが、前は時間があったのでロングトーンリップスラータンギングスケール・エチュードと全てを満遍なく取り組めていた。
今は時間がないこともありどれをしようかなとその日になんとなくでやってしまっている。
自分の弱点や強化したい点を考えていないのである意味迷子になってしまっているのかもしれない。


3.練習を速くやらないといけないと思っている
練習時間が短いので、何かと速くやらないといけないと思っている。
次々・・・・とやろうとするが、もしかすると身体がついてきていなかったり、無理やりやってしまっていることがあるのかもしれない。
これもさっきの項目と一緒の部分で、ただ時間を気にしすぎて迷子になっているみたいだ。



これらについて考えてみて思ったのは、「練習の意味を見失っている」「楽器を吹くのが義務化している」ということを感じたので、深掘りしていきたいと思います。


■練習の意味とは
何で練習するのだろう?
昔は「吹きたいから」「上手くなりたいから」時間を取って吹いていた。
そしてそれが結果となって演奏に現れるのがとても楽しくて練習に取り組んでいた記憶が出てきた。

楽器を吹くことに対してポジティブな頭で毎回取り組めていたなと感じる。
その反面、最近は練習しないとと「義務化」しているなと思い始めました。


■楽器を吹くのが義務?

楽器を吹くことよりも「上手くないといけない」という気持ちが強くなってきているみたいです。
自分がベテランになってきたのもあるし、多少ではあるが「上手なトロンボーン吹き」と言ってもらえる機会も増えたこともあり、「自分は上手じゃないといけない」という気持ち、相手の期待に応えないといけないという気持ちがとても強くなっており、できない自分はダメなんじゃないかなという焦りや不安になっていることが今回振り返ってみてわかりました。

冷静になって考えてみました。
そして、レッスンの先生にも相談してみました。
そこでいただいた返信が

「そんなこと全く気にしなくていい!音楽は楽しんでなんぼのもんだよ。まずは自分が最高に楽しんで、それがお客さんに伝わるというプロセスにしないとダメだよ。ま、プロは多少は気にしないといけないけどね笑」

「音楽は自由だ。君が精いっぱい楽しい音楽を奏でることを考えなさい。」

というありがたい言葉をいただきました。

人を気にして自分を見失っていたんだなと気づくことができたのと勝手な妄想でうまくいかなくしていたんだなと恥ずかしくなりました笑。


■今後どうしていくか

まず、この2つを大事にしたいと思います。

・楽しんでいるか?
・自分のペースを知って、楽しみながらレベルアップ
・音を楽しんでこその音楽、最高に楽しく行こう

楽しんでいるか?については、間違ったほうに行かないための舵になるかなと思います。
聴いてもらう人のために演奏はするが、まずは自分が楽しんでこそなので楽しみながら・好きな練習をしながら理想に向かってレベルアップしていきたいと思います。

そのために、やりたい曲を改めて探してまずはやってみる。
そこからやりたいように練習取り組んでいけばいいのかなと思いました。

上手くいかない理由が、人の目を気にした自分ということでしたが、調子が悪い時こそ考え方を見直す時間は大事なんだなと思いました
まだ、完璧に治ったわけではないので時間をかけて「音を楽しむ。自分のペースで。」ということを頭に叩き込みながら、今後楽しんでいきたいと思います。

アレッシみたいに吹けるようになりたいなあ・・・笑。


ではでは、ふぉれもりでした。