スライドモンスターズ 大阪公演
一昨日、待ちに待った、スライドモンスターズの演奏会を聴きに行ってきました。
youtubeで見て衝撃を受けて以来、とっても楽しみにしていた演奏会で、内容はまさにモンスター級の演奏でした・・・。
スライドモンスターズって何?って人は
ホームページを参照ください。
簡単に書くと、中川英二郎とジョセフ・アレッシが「ジャズとクラッシックを融合させたアンサンブルチームを作ろう」ということでできたトロンボーン4重奏である。
メンバーは、
・ジョセフ・アレッシ
・マーシャル・ギルケス
・ブラント・アテマ
とめちゃくちゃ豪華!!
全員超一流だし、めちゃんこ吹くメンバーなのである。
知ったきっかけは、youtubeをサーフィンしていたところ、配信初日に出会ってしまったのである。
聴いた瞬間にチケットの購入を決意し、早速購入。
そして、4/20に発売されたCDも発売初日に購入。
- アーティスト: Slide Monsters,Eijiro Nakagawa,Joseph Alessi,Marshall Gilkes,Brandt Attema,本多俊之,中川英二郎,ジョセフアレッシ,マーシャルギルクス,ブランドアテマ,スライドモンスターズ
- 出版社/メーカー: EN RECORD
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: CD
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演奏会までに何回聴いたかはわからないが、暇さえあれば聴いていたと思う。
ずっと聞いていて飽きない演奏をしていて、すごいと感じながらイメージを自分の練習にも使っていったのである。
そして、流れて一昨日の演奏会当日。
もう、仕事を休んで演奏会に向かいました。
18:30に開場と記載されていたので、18:15についたのだが既に長蛇の列。
すごい・・さすがスライドモンスターズと思い並んでいると、知り合いがちらほら。
そりゃ聴きに来るよねと話しながら開場。
さっそく、お目当ての物販コーナーへ。
CDは持っているものが多かったので、楽譜コーナーへいったら、「TRISENSE」「RODEO CLOWN」とほしかった2冊があったので早急に購入。
CD購入者も長蛇の列・・・。
時間がかかりすぎて、開演するということで切り上げられているのを見ると相当並んでいたんだろうなと感じる。
そして待ちに待った演奏!!
開始と同時に会場全体が真っ暗になり、演奏開始。
始まったのは「Abyssos」。
路地裏からモンスターが忍び寄るのをイメージしたのがぴったりな雰囲気、そして倍音たっぷりの音が会場を包んでどんどん広がっていく。
しょっぱなから感動。
トロンボーン4重奏ってこんなにも重厚なサウンドになるんやと感じまくり。
CDの中の曲が聴けたのもうれしかったが、初めて買ったジパングのCDのなかから「ウエストサイドストーリー」を抜粋してもらったのがとても印象に残っている。
特に、「Tonight」のアレッシの美しいメロディーは、さすがだし、想像の上の上をいく素敵なハーモニーであった。
印象に残ったことを上げると
・ギルケスのハイトーンはもちろん、ペダルトーンから一瞬で飛び跳ねるような跳躍がとっても格好良かった。
・中川英二郎のアドリブは、CDでたくさん聞いていたけど、生演奏で「今」生まれて二度と演奏されないものを聴けたこと。
・アレッシの美しいメロディー、帝王アレッシの極厚サウンド、完璧なスライドワーク、ずっと好きだったアレッシの一番聞いてみたかったアンサンブルを目の前で聴けたこと。
・アテマの地響きを起こすような低音サウンド。
その安定感はもちろんだが、フレージングがとても長く、低音をあそこまで自由に使っているバストロンボーン奏者を生で聞いたのは初めて。
・アンサンブル力がとんでもなく、全員の音がとても倍音が多く太く、なおかつダイナミクスが広く(フォルテが特に)、全員が最高のメロディーを作り出していた。
最初から最後まで、極上で最高の時間であった。
最高の時間はアンコールでも続いて、なんと真横をアレッシとアテマが通って行ったのである。
大好きなアレッシの音を耳元で聴けて本当に幸せ・・・。
そのあとのサイン会と写真会にももれなく参加しました。
みんなあんだけ吹いたのに、笑顔で元気よくサイン・写真に応じてくれました。
すげぇ・・・さすがモンスター・・・。
また聴きに行きたいし、曲を練習して、動画にあげたりしたいな。
最高の時間であった。
トロンボーンがんばろっと。